
記事を書き終えても、タイトルがなかなか決まらない。そんな経験はありませんか。
この記事では、タイトルを決めるときに押さえておきたい基本的な考え方から、読者の目を引く工夫、避けたい失敗例までを解説します。
読み終える頃には、あなたの記事にふさわしいタイトルを、自信を持って形にできるはずです。
ブログ記事タイトルの付け方|まず押さえる3つの基本
タイトルを付けるとき、何を基準にすればいいのか迷う人は少なくありません。ここでは、検索キーワード・文字数・ターゲットという、外せない3つの基本を順番に見ていきます。
検索キーワードをタイトルに含める
あなたが書いた記事を検索で見つけてもらうには、タイトルに検索キーワードを含めることが欠かせません。読者が実際に検索窓へ打ち込む言葉と、タイトルの言葉が一致していないと、検索結果に表示されにくくなるからです。
例えば「ブログ 始め方」というキーワードで記事を書くなら、タイトルにも「ブログ 始め方」という言葉をそのまま入れます。言い換えたり凝った表現に変えたりすると、検索エンジンにも読者にも内容が伝わりにくくなります。
キーワードは、できるだけタイトルの前半に置くのがポイントです。検索結果では後半が省略されることがあるため、大事な言葉ほど先に配置しておくと安心です。
文字数は30文字前後を目安にする
Google検索の結果画面には、タイトルを表示できる文字数に限りがあります。目安として、全角30文字前後に収めておくと、パソコンでもスマートフォンでも途中で切れずに表示されます。
文字数をオーバーすると、伝えたい結論やキーワードが途中で見切れてしまいます。せっかく書いたタイトルが読者の目に留まらなくなるため、書き終えたら必ず文字数を数える習慣をつけましょう。
どうしても収まらない場合は、修飾語を削るところから見直してみてください。「とても」「かなり」といった強調の言葉は、なくても意味が通じることがほとんどです。
誰に向けた記事かを明確にする(ターゲット)
タイトルを決める前に、あなたがこの記事を誰に読んでほしいのかをはっきりさせておく必要があります。ターゲットが曖昧なままだと、誰の心にも刺さらない、ぼんやりとしたタイトルになってしまうからです。
例えば同じ「ブログの始め方」というテーマでも、会社員が副業として始める場合と、学生が趣味として始める場合とでは、響く言葉が変わります。ターゲットが決まれば、使うべき言葉のトーンも自然と定まります。
迷ったときは、あなたの記事を読んでほしい、たった1人の読者を思い浮かべてみてください。その人が検索窓に打ち込みそうな言葉こそが、タイトルに使うべき言葉です。
読者に「読みたい」と思わせるタイトルの工夫
タイトルの基本を押さえたら、次は読者の目に留まり、思わずクリックしたくなる工夫を加えていきます。SEOへの効果も意識しながら見ていきましょう。
クリックしたくなる心理的な仕掛けを入れる
基本を満たしただけのタイトルは、正確ではあっても素通りされがちです。そこに「数字」「疑問形」「読者へのベネフィット」を1つ加えるだけで、目に留まる確率が大きく変わります。
例えば「ブログ タイトルの付け方」という素っ気ないタイトルより、「ブログタイトルの付け方|5分で決まる3つのコツ」のように、具体的な数字と時間の目安を入れた方が、読み終えた後の自分をイメージしやすくなります。
疑問形も有効な仕掛けの1つです。「そのタイトル、本当に読まれていますか?」のように読者自身に問いかける形にすると、自分ごととして受け止めてもらいやすくなります。
強い印象を残すインパクトのある言葉を1つ選ぶことも、似たようなタイトルに埋もれないための有効な手段です。ただし奇をてらいすぎると、内容の想像がつかなくなるため注意が必要です。
ただし、内容と関係のない大げさな言葉で煽ると、記事を開いた瞬間に離脱されてしまいます。タイトルで約束したことは、本文で必ず果たせる範囲にとどめましょう。
SEOでの評価も同時に意識する
クリックされやすいタイトルを追求するあまり、検索エンジンからの評価を犠牲にしては本末転倒です。ここまで解説した「検索キーワードを含める」「文字数を守る」という基本は、実はSEO評価にも直結しています。
Googleは、タイトルと記事本文の内容が一致しているかどうかも評価の材料にしています。タイトルで煽った内容と本文の中身がずれていると、読者がすぐにページを離れてしまい、その行動自体が評価を下げる原因になります。
つまり、クリック率を上げる工夫とSEO対策は、対立するものではなく、両立させるべきものです。タイトルと本文の内容を一致させることを、常に判断基準にしてください。
数字・疑問形などの「型」に当てはめて時短する
毎回ゼロからタイトルを考えるのは、時間もかかりますし、良い言葉が浮かばず手が止まる原因にもなります。そんなときは、あらかじめ用意された「型」に当てはめる方法が近道です。
代表的な型には、次のようなものがあります。
- 数字を入れる型(例:「〇〇の3つのステップ」)
- 疑問形にする型(例:「〇〇はなぜ重要?」)
- 結論を先に見せる型(例:「〇〇は△△で解決する」)
- 読者の悩みをそのまま言葉にする型(例:「〇〇が決まらない人へ」)
型を使う一番のメリットは、考える時間を大幅に短縮できることです。伝えたい内容を型に当てはめるだけで、一定水準以上のタイトルが安定して作れるようになります。
慣れてきたら、複数の型を組み合わせてみるのもおすすめです。例えば「数字」と「読者の悩み」を組み合わせると、「タイトルが決まらない人へ贈る、3つの解決策」のような、より具体的な訴求ができます。
タイトル作成に役立つ無料ツール
タイトルに含めるキーワードを、勘や思いつきだけで選ぶのはもったいないです。無料ツールを使えば、実際にどんな言葉で検索されているかを数値で確認できます。
「ラッコキーワード」は、検索キーワードを入力するだけで、関連する言葉や月間の検索数を無料で調べられるツールです。会員登録なしでも、基本的な検索キーワードの一覧は確認できます。
使い方はシンプルです。検索窓に、記事のテーマとなる言葉(例:「ブログ 始め方」)を入力すると、実際に検索されている関連キーワードが一覧で表示されます。
表示された関連キーワードの中から、あなたが書く記事の内容に合うものを選び、タイトルや見出しに反映させます。検索されている実績のある言葉を使うことで、記事が読者に見つけてもらえる可能性が高まります。
会員登録をすると、それぞれのキーワードのおおよその月間検索数も確認できるようになります。検索数が極端に少ない言葉を選んでしまうと、どれだけ良いタイトルを付けても読まれる機会自体が少なくなるため、事前の確認をおすすめします。
もう一つの選択肢が「Googleキーワードプランナー」です。Google広告のアカウントがあれば無料で使え、実際の月間検索ボリュームをより詳細に確認できます。ラッコキーワードで関連語の候補を広げ、キーワードプランナーで検索数を絞り込むという使い分けもおすすめです。
やってしまいがちな失敗例
ここまで紹介した工夫を意識しても、うっかり陥りやすい失敗があります。代表的な2つのパターンを、具体例とあわせて確認しておきましょう。
内容とタイトルがずれている
クリックしてもらうことを意識しすぎるあまり、本文に書いていない内容までタイトルに詰め込んでしまうケースがあります。読者は期待した情報が見つからないと感じた瞬間に、ページを閉じてしまいます。
例えば「誰でも1日で月10万円稼げるブログの始め方」というタイトルなのに、本文には一般的な始め方の手順しか書かれていなければ、読者は裏切られたと感じます。この体験は、あなたのブログ自体への信頼を損ないます。
タイトルを書き終えたら、本文を読み返し、タイトルで約束したことがすべて書かれているかを確認する習慣をつけましょう。書けていない約束は、タイトルから削るのが安全です。
他の記事とタイトルが被っている
検索結果に、自分の記事と非常によく似たタイトルの記事が並んでいるのを見たことがあるかもしれません。タイトルが被ると、読者からも検索エンジンからも、内容の違いが伝わりにくくなります。
まったく同じキーワードを狙う場合でも、あなたならではの切り口や具体的な条件を加えることで、他の記事と区別できます。例えば「ブログ タイトルの付け方」だけでなく、「初心者が最短で決める」のような条件を加える方法があります。
タイトルを決める前に、実際にそのキーワードで検索してみて、上位に並ぶタイトルと似すぎていないかを確認してみてください。まったく同じ言い回しになっている場合は、表現を変える余地があります。
ブログ名(サイト名)を決める場合の考え方
これまでは個別記事のタイトルについて解説してきましたが、ブログ全体の名前(サイト名)を決める場合は、少し考え方が変わります。ここで基本を押さえておきましょう。
ブログ名を決めるときは、同時に取得するドメイン名との相性も確認しておく必要があります。ブログ名とドメインの文字列が離れていると、読者があなたのブログを覚えにくくなるからです。
例えばブログ名を「シンプル暮らしの記録」にするなら、ドメインもその内容を英語や意味の近い言葉で表現したものを選ぶと、読者が覚えやすくなります。ブログ名で直接検索してもらう指名検索にもつながります。
ブログ全体のテーマが一目で伝わる言葉をドメインにも反映させておくと、読者の記憶に残りやすくなります。
日本語の読み方をそのままローマ字にする方法もありますが、長くなりすぎると入力しにくくなります。可能な範囲で、短く分かりやすい言葉を選びましょう。
ブログ名を決めたら、実際にそのドメインが取得可能かどうかも忘れずに確認してください。すでに他の人が使っている場合は、少し言葉を変えるなどの調整が必要になります。
タイトルが決まったら、次は本文の書き方
タイトルが決まれば、記事作りの土台はほぼ完成したといえます。あとは、その土台に沿って読者に評価される本文を仕上げていく作業が残っています。
本文の書き方には、検索エンジンにも読者にも伝わりやすい「型」があります。我流で書き進めるよりも、型に沿って構成を組み立てる方が、書く時間も短縮できます。
体系的にSEOライティングの型を学びたい場合は、専門家が指導するスクールを活用する方法もあります。独学で伸び悩んだときの選択肢として、検討してみる価値があります。
受講料を払っても案件が取れないと後悔しないために、SEOライティングスクールを選ぶ基準と独学との違いを解説。費用相場や実績づくりの仕組みも紹介しています。
よくある質問
ここでは、タイトルの付け方に関して読者からよく寄せられる疑問に、Q&A形式でお答えします。気になる質問から確認してみてください。
タイトルは後から変更しても大丈夫ですか?
結論から言うと、公開後にタイトルを変更しても問題ありません。むしろ、公開してからアクセス状況を見て調整する方が、より読まれるタイトルに近づけます。
ただし、変更には注意点もあります。すでに検索結果に表示されて評価がついているタイトルを大きく変えると、一時的に順位が下がることがあります。
変更する際は、キーワードやタイトルの趣旨は残したまま、言い回しだけを調整するのがおすすめです。全く違う内容に変えてしまうと、積み上げてきた評価がリセットされる可能性があります。
ブログのタイトルの付け方とSEO対策は、具体的に何をすればいいですか?
ここまで紹介した「検索キーワードを含める」「文字数を30文字前後に収める」という2つの基本が、そのままSEO対策の土台になります。特別な作業を追加する必要はありません。
そのうえで意識したいのが、タイトルと本文の内容を一致させることです。検索エンジンは、タイトルで示した内容が本文でも実際に解説されているかを評価の材料にしています。
つまり、タイトルだけを凝ったものにするのではなく、本文の中身とセットで整えることが、結果的に最も効果的なSEO対策になります。
タイトルの文字数がどうしても30文字に収まらない場合はどうすればいいですか?
前述の通り、修飾語を削るのが基本の対処法です。それでも収まらない場合は、伝えたい要素に優先順位をつけましょう。
すべての情報を詰め込む必要はなく、最も伝えたい1つの要素に絞り込む方が、かえって読者に伝わりやすくなります。
サブタイトルを使う方法もあります。メインのタイトルを短くまとめ、補足したい情報は「|」や「-」で区切ったサブタイトル部分に入れることで、全体の文字数を調整しやすくなります。




